@article{oai:shiga-med.repo.nii.ac.jp:00000446, author = {新池, 里沙子 and 立岡, 弓子}, issue = {1}, journal = {滋賀医科大学看護学ジャーナル}, month = {Mar}, note = {Departmental Bulletin Paper, 出産後、母親が継続してきた母乳哺育を終えようとする際に、乳汁うっ滞に伴う乳房痛、うっ滞性乳腺炎などの乳房トラブルを発症することがある。今回、母乳哺育終了時に行われてきた伝承的な乳房ケアを明らかにするため文献研究に取り組んだ。近代の文献から、母乳哺育終了の考え方は時代とともに変化してきたが、徐々に直接授乳回数を減らしていくという終了方法は現在と相通じるものがあり、多くの乳房ケアが近代から現在まで変わらず伝承的に受け継がれてきたものであることがわかった。しかし、これらの乳房ケアは経験に基づく知見が多く、ケアの科学的根拠は示されてこなかった。乳房トラブルを起こすことなく母乳哺育を終了するための支援は重要であり、伝承的に受け継がれてきた乳房ケアについて、今後助産学研究における研究課題として、科学的根拠を検証する必要性が示唆された。}, pages = {41--46}, title = {わが国で行われてきた母乳哺育終了時の乳房ケアの歴史 : 近代の文献からの一考察(研究報告)}, volume = {14}, year = {2016} }