@article{oai:shiga-med.repo.nii.ac.jp:00004306, author = {清水, 祥子 and 芦原, 貴司 and 清水, 祥子 and 加藤, 孝和 and 飯田, みゆき and 芦原, 貴司}, issue = {1}, journal = {心電図, Japanese Journal of Electrocardiology}, month = {Mar}, note = {pdf, 症例は83歳男性、高血圧症、脂肪肝で通院。初診時は53歳、30年間にわたる心電図経過の中で、5種類のQRS波形を呈した間欠性完全右脚ブロック、間欠性軸右方シフトを呈した。71歳時には洞調律で完全右脚ブロック型、QRS軸は+15°[C15]であったが、74歳時には洞調律で完全右脚ブロック型のまま、QRS軸が+60°と右方にシフトした[C60]。76歳時に心房細動が初発したが、[C60]は不変であった。78歳時、先行RR間隔が1.01秒以上では間欠性ながら[C15]に戻った。79歳時には、先行RR間隔が0.98秒以上では間欠性に不完全右脚ブロック型を呈したが、QRS軸は+60°[I60]のまま不変であった。80歳時には、[C60]、[C15]、不完全右脚ブロック型でQRS軸+15°[I15]の3種類のQRS波形を認め、83歳時には[I60]に加え、さらに先行RR間隔が0.44〜0.48秒と極端に短い状況では、QRS幅0.08秒でQRS軸+70°の過常期伝導と考えられる正常QRS波形[N70]を認めた。このように、QRS波形が右脚ブロック型のままでQRS幅とQRS軸のそれぞれが異なる臨界先行PR間隔で変化する現象は、右脚の伝導障害のみでは説明困難であり、ヒス束内縦解離によるtriple pathwayを想定することにより、はじめて説明可能と考えられた。, Journal Article}, pages = {14--26}, title = {ヒス束内縦解離によるtriple pathwayが疑われた間欠性完全右脚ブロックおよび間欠性軸右方シフトの1症例}, volume = {42}, year = {2022} }