@article{oai:shiga-med.repo.nii.ac.jp:00000428, author = {渡邉, 清江 and 遠藤, 善裕}, issue = {1}, journal = {滋賀医科大学看護学ジャーナル}, month = {Mar}, note = {Departmental Bulletin Paper, がん看護に携わる看護師のターミナルケアへの前向きな感情や考えを持つ、看護師の属性を調査した。調査対象者は、近畿圏がん拠点病院の協力が得られた施設の看護師895名。調査内容はFATCOD FromB-Jと基本属性・認知判断傾向・自尊感情とした。現在所属診療科が外科系より内科系の方が、身近な人との死別経験のある人の方が、ターミナルがん患者と関わった数が多い方が、研修参加経験のある人の方が、患者へのケアに前向きであり、急性期病棟の看護師のターミナルケアを行う困難感があることが示唆された。また、臨床経験や研修を積みながら、ケアへの前向きな感情や考えが生じることが明らかになった。次に、身近な人と死別経験のある人、身近に血縁関係高齢者がいる人は、患者・家族へのケア の認識があった。身近な血縁関係高齢者の有無は勤務地以外での体験であり、自身の身内ならどうするかといった自己投影をしながらケアを行っていると考えられた。ケア態度が前向きな看護師は、自尊感情が高く、認知判断は熟慮型である傾向があることが明らかになった。}, pages = {39--42}, title = {ターミナル期のがん患者に前向きなケアの考えや感情を有する看護師の傾向(研究報告)}, volume = {13}, year = {2015} }