@article{oai:shiga-med.repo.nii.ac.jp:00004182, author = {MEKATA, Eiji and 瀬戸山, 博 and 高畑, 香 and 橋元, 由季子 and 古井, 博文 and 荒池, 美紀 and 竹中, 萌 and 井上, 慶 and 山下, 隆幸 and 辻村, 知行 and 目片, 英治}, issue = {1}, journal = {滋賀医科大学雑誌}, month = {Mar}, note = {pdf, 当院では地域医療連携ネットワークを活用し、難治性疾患の治療、身体症状緩和から看取りまでの包括的医療を提供する取り組みを行っている。2017から2020年までの期間、がん患者を中心に地域医療連携によりエンド・オブ・ライフまでを支援した26事例の分析を行った。調査対象患者は65歳以上の高齢者が21名を占めた。病態は積極的治療非適応16名、術後再発9名などであった。病診連携により療養支援した患者22名のうち17名は在宅支援診療所等との連携であった。医療用麻薬、劇薬、抗菌薬、オクトレオチド等の薬剤は、在宅医によって円滑に投与が継続された。在宅でのケア・処置は、高カロリー輸液、消化管皮膚瘻ケア、糖尿病コントロール、訪問リハビリテーション等が実施されていた。在宅医療者との患者情報交換は、地域医療連携室を介した電話、ファックスのアナログ式だったが、在宅発生イベントは在宅医療者の介入・処置により対処可能であった。医療連携の開始から看取りまでの期間は中央値4週間で、6週間以内が68%を占めた。看取りの場所は自宅が10名、当院と他院がそれぞれ8名ずつであった。在宅での看取りについては、患者と家族が希望した20事例のうち、実際に在宅で看取られた患者は9例であった。新型コロナウイルス感染症が流行し始めた2020年1月から在宅での看取りが増え、パンデミック以後に死亡した11名のうち8名が自宅で最期の時を迎えた。, Departmental Bulletin Paper}, pages = {41--45}, title = {治療から看取りまでの療養を包括的に支援するベリタス病院外科の地域医療連携}, volume = {35}, year = {2022} }