@article{oai:shiga-med.repo.nii.ac.jp:00004101, author = {NAKAGAWA, Yoshihisa and 中川, 義久}, issue = {5}, journal = {日本内科学会雑誌, Journal of the Japanese Society of Internal Medicine}, month = {May}, note = {pdf, 冠動脈痕患に対して血行再建を行うことは,病態に即した本質的な治療方法である.この手段には,冠動脈バイパス術(coronary artery bypass grafting : CABG)と経皮的冠動脈インターベンション(percutaneous coronary intervention : PCI)の2つがある.急性冠症候群(acute coronary syndrome : ACS)の患者においては, PCIによる血行再建の有効性は確立している.安定狭心症患者への血行再建としては, 3枝病変や糖尿病合併患者等のハイリスク症例ではCABGの方が優れていると考えられる.薬剤溶出性ステント(drug-elutingstent : DES)の導入により再狭窄が減少したことによりPCIの適応は拡大し,病変が左主幹部病変のみ,左主幹部病変+1枝病変であれば, PCIの成績はCABGに劣るものではないことも報告されている.International Study of Comparative Health Effectiveness with Medical and Invasive Approaches(ISCHEMIA)試験は,中等度から重度の虚血が証明された安定狭心症患者に対して,至適薬物治療の意義を示した. PCIまたはCABGの選択だけでなく,冠血行再建の前提として内科的治療の重要性を知る必要がある., Journal Article}, pages = {1007--1012}, title = {医学と医療の最前線 : 冠血行再建術の最新のエビデンス}, volume = {110}, year = {2021} }