@article{oai:shiga-med.repo.nii.ac.jp:00004049, author = {NAKAMURA, Akiko and Takahashi, Akimasa and HORIUCHI, Tatsuro and MURAKAMI, Atsushi and KITAZAWA, Jun and NOBUTA, Yuri and KIMURA, Fuminori and MURAKAMI, Takashi and 中村, 暁子 and 高橋, 顕雅 and 堀内, 辰郎 and 村頭, 温 and 北澤, 純 and 信田, 侑里 and 木村, 文則 and 村上, 節}, journal = {滋賀県産科婦人科雑誌}, month = {Aug}, note = {pdf, ミュラー管嚢胞は泌尿生殖器系嚢胞の一種であり、後腹膜腔に発生することは非常に稀と言われている。今回、右後腹膜腔に発生した15cm大のミュラー管嚢胞を、腹腔鏡下に摘出し得た症例を経験したので報告する。  術前の画像診断では、腫瘍が後腹膜腔に位置していることが示唆された。嚢胞は単房性で壁が薄く、内部に充実成分を認めず、良性腫瘍の可能性が高いと判断し、腹腔鏡下手術を選択した。腫瘍は後腹膜脂肪織内に位置しており、周辺臓器との交通は認めなかった。腫瘍内容液の除去および核出操作にはダブルバルーンカテーテルの一種であるS.A.N.D.バルーンカテーテルを使用した。今回の方法を用いることで、腫瘍内容液の漏出を防ぎながら、嚢胞壁を残存させることなく摘出することが可能であった。術後の病理組織学的診断はミュラー管嚢胞であった。本症例の術後経過は良好で、現時点で再発徴候を認めていない。  後腹膜ミュラー管嚢胞では、嚢胞径が10cmを超える場合においても、内容液の除去方法や剥離操作を工夫することで腹腔鏡下手術が選択肢の一つになり得ることが示唆された。, Journal Article}, pages = {13--16}, title = {腹腔鏡下に摘出し得た後腹膜ミュラー管嚢胞の1例}, volume = {12}, year = {2020} }