@article{oai:shiga-med.repo.nii.ac.jp:00003534, author = {平良, 英彦 and 吉田, 和寛 and 桑田, 弘美}, issue = {2}, journal = {滋賀医科大学雑誌}, month = {Apr}, note = {危機に幾度も直面した患者の代理意思決定を行った妻への看護実践を振り返り、代理意思決定支援とその課題を明らかにすることを目的に単一事例研究を行った。危機に幾度も直面した患者の妻は、①集学的治療を中断し、ICU退室から救急病棟転棟当初の場面、②転院調整の場面、③延命治療の選択の場面、の主に3つの場面で代理意思決定が求められていた。妻は、家族間で治療方針をめぐる意見の相違がある中で、決断をしなければならなかった。そのため、看護師は心理的負担の軽減を考えた支持的な関わりを実践した。危機に幾度も直面した患者の代理意思決定を行う妻への看護は、代理意思決定を行う者を、医療者が全面的に支持する姿勢を示すことが大切である。そして、家族の揺れ動く心情を理解し、擁護者としての関わりが重要となる。幾度も危機に直面した妻が、いかなる危機に直面しても、家族と十分に考えられるように、看護師が代理意思決定の最大のリソースとして機能することで、最終的に家族が協働しひとつの決断を下すことができた。また、代理意思決定をした家族は、いかなる決断であっても、決断への葛藤や悩みを抱えながら生活していることが明らかになった。, Departmental Bulletin Paper}, pages = {34--39}, title = {危機的状況にある患者の代理意思決定を行う妻への看護 : 3つの代理意思決定の場面について}, volume = {32}, year = {2020} }