@article{oai:shiga-med.repo.nii.ac.jp:00003443, author = {家森, 正志 and 北本, 幸恵 and 杉藤, 雅孝 and 太田, 舞 and 飯塚, 忠彦}, issue = {1}, journal = {滋賀医科大学雑誌}, month = {Jun}, note = {メトトレキサート(以下MTX)は関節リウマチの治療におけるアンカードラッグとして広く知られている.症例は82歳の女性で2015年10月,口腔粘膜炎の疼痛よる食事摂取困難を主訴に当科を紹介され受診した.患者は2007年からMTXを関節リウマチの治療のため内服していた.臨床所見において口腔粘膜全体に広がる広範な疼痛を伴った潰瘍を認めた.患者は悪化した全身状態や経口摂取困難のため緊急入院となった.MTXの中止,活性型葉酸製剤の投与,汎血球減少症の治療を行い,患者の全身状態は改善し,口腔粘膜炎は改善した.低用量MTXの治療中において骨髄抑制は如何なる時でも突然に発症しうる.口腔粘膜炎はMTXの細胞毒性の早期の症状として生じるかもしれない.それゆえ,医科および歯科医療従事者は口腔粘膜潰瘍の鑑別診断としてMTXの副作用を考慮する必要がある., Departmental Bulletin Paper}, pages = {55--58}, title = {低用量メトトレキサート治療中に発症した汎血球減少を伴う重症口腔粘膜炎の1例}, volume = {32}, year = {2019} }