@article{oai:shiga-med.repo.nii.ac.jp:00003442, author = {長門, 優 and 塩見, 尚礼 and 前川, 毅 and 東口, 貴之 and 張, 弘富 and 谷口, 正展 and 丹後, 泰久 and 中村, 一郎 and 中村, 誠昌}, issue = {1}, journal = {滋賀医科大学雑誌}, month = {Jun}, note = {大腸内視鏡検査前処置としてのピコスルファートナトリウム内服が誘因となり発症した虚血性大腸炎の一例を経験した。症例は77歳、女性。3年前に直腸癌手術の既往あり、術後経過観察目的に大腸内視鏡検査を予定した。検査前日に前処置としてピコスルファートナトリウムを内服した後より急激な腹痛、発熱、下血が出現したため緊急入院となった。大腸内視鏡検査にて下行結腸~S状結腸に粘膜浮腫と易出血性の粘膜壊死が認められ、内視鏡像と病理組織所見、経過から虚血性大腸炎と診断し、ピコスルファートナトリウム内服が原因と考えられた。ピコスルファートナトリウムは大腸内視鏡検査前処置に最も汎用されている腸管蠕動運動を亢進する刺激性下剤であるが、腸管内圧上昇を来すことで虚血性大腸炎発症の誘因となり得ることに注意が必要である。, Departmental Bulletin Paper}, pages = {50--54}, title = {大腸内視鏡検査前処置としてのピコスルファートナトリウム内服が誘因となった虚血性大腸炎の一例}, volume = {32}, year = {2019} }