@article{oai:shiga-med.repo.nii.ac.jp:00003381, author = {飛田, 良 and 園田, 悠馬 and 池田, 勇八 and 木川, 崇 and 多賀, 崇}, issue = {1}, journal = {滋賀医科大学雑誌}, month = {May}, note = {近年,小児がん治療においてもトータルケアの重要性が周知され,当院でも医師・看護師・保育士・薬剤師・管理栄養士・理学療法士・作業療法士らから成る多職種チームによる療養支援を行っている.さらなるチーム支援に対する満足度向上のためには実態把握は不可欠であり,入院中および退院後の生活上で抱えている問題点等をアンケート調査した.当院で多職種チーム支援を開始した過去3年間に,小児がん治療入院の経験のある子どもを持つ保護者を対象に調査され,有効回答率は61.8%(21名)で回答はすべて「母親」からであった.最も多い診断群は「白血病」(9名,43%)で,入院期間は「6ヵ月以上1年未満」が最も多かった(15名,71%).「入院中の生活」について,良し悪しの割合は同等であった.治療と看護ケア以外の既存の支援内容に関して,職種ごとの満足度は概ね高かった.また,「退院後の生活」における不安についても,小児がん専用窓口が必要であると90%(19名)が回答した.そこで,がん専門看護師や医療ソーシャルワーカー等による相談が可能であることを保護者に認識してもらうため,全例に対する案内を入院時に行うことにした.小児がん医療の進歩に伴い生存率は飛躍的に向上しているが,急な長期入院は患児だけでなく,その家族の日常生活をも一変させる.したがって,今後も詳細な調査から,質の高いトータルケアを実践することが重要である., Departmental Bulletin Paper}, pages = {32--36}, title = {当院小児がん患者の保護者のニーズ把握に関するアンケート調査}, volume = {32}, year = {2019} }